前向きな言葉の使い方を知るだけで、心の中が少しずつ変わっていきます。
言葉って、目に見えないけれど、ちゃんと心に届いているんですよね。
ふだん何気なく使っているそのひとことが、自分の気分や毎日の流れをそっと変えてくれることがあります。
前回は「前向きな言葉の一覧」をご紹介しました。
今回は、その言葉を“どう使っていくか”について、実際の活かし方をお話ししてみようと思います。
前向きな言葉の使い方で、心が少し変わる瞬間
これは、私自身の体験です。
ネガティブな言葉を少しだけ言い換えるようにしてみたら、気づかないうちに心の中にスペースができたというか。
毎日が、少しだけ過ごしやすくなったんです。
言葉と思考は、わりとつながっている
ふと口に出る言葉には、思考のクセが出ますよね。
「どうせムリ」「やっぱりダメだった」って、無意識に出てくることありませんか?
でも、そこをほんの少しだけ変えてみる。
たとえば「やってみようかな」「ちょっとだけならできそう」
そうやって声に出すと、気持ちの流れがすこしゆるくなる感じがするんです。
心理学の分野でも、言葉と思考はつながっていると言われています。
たとえば 日本ポジティブ心理学協会「ポジティブ心理学とは」 においても、言葉・思考・感情の関係性が解説されています。
だからこそ、前向きな言葉の使い方を意識することには、ちゃんと意味があるんだと思います。
朝いちばんの前向きな言葉の使い方
朝は、気持ちの土台をつくる時間。
その一瞬に、あたたかい言葉をひとつ添えてみると、不思議と呼吸が深くなります。
- 鏡の前で「今日もなんとかなる」とつぶやく
- スマホの待ち受けに、自分を励ます言葉を入れておく
- 出かける前に「ありがとう」を3回、声に出す
たった数秒のことですが、積み重ねることで少しずつ心の姿勢が変わってきます。
夜の時間に前向きな言葉を使うと、心がゆるむ
1日が終わる頃って、つい自分を責めたくなる時間でもあります。
「あれもできなかったな」「また余計なこと言っちゃったな」って。
でも、そんなときはこんなふうに声をかけてみてください。
「今日もよくやった」
「もう、休んでいいよ」
「また明日考えよう」
たったひとことでも、ぎゅっと固くなった心がふっとゆるむことがあります。
眠る前の前向きな言葉の使い方って、意外と大事なんですよね。
人との関係がやわらぐ前向きな言葉の使い方
自分の言葉が、相手にどんなふうに届いているのか。
そこにほんの少し気を配るだけで、人との距離感はやわらかくなります。
シーン | よくある言い方 | 少しだけやさしい言葉 |
---|---|---|
落ち込んでいる人に | 「元気出して」 | 「ゆっくり休んでね」 |
誰かが失敗した時 | 「またミス?」 | 「いい勉強になったね」 |
相手が疲れている時 | 「まだできるでしょ」 | 「無理しないでね」 |
こうして言い換えてみると、相手もふっと肩の力が抜けるはずです。
言葉って、すごく小さいけれど、ちゃんと伝わります。
続けやすくするコツは、ちょっとした“仕組み化”
前向きな言葉って、気まぐれではなかなか続きません。
だからこそ、自分なりの「しかけ」があると続けやすくなります。
- 毎朝、「今日のひとこと」を手帳やスマホにメモする
- 夜、その言葉を思い出しながら1日をふり返る
- 気に入った言葉を集めた“自分専用のことばリスト”を作っておく
目にして、声に出して、ちょこっと書く。
このくらいのリズムがちょうどいいと思います。
暦を使った前向きな言葉の使い方
「言葉を意識する日」をつくってみるのもおすすめです。
たとえば、天赦日や寅の日などの吉日に、言葉を贈る習慣を始めてみる。
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特別な日だからこそ、
「ありがとう」や「今日もがんばったね」など、自分や周りにやさしい言葉をかけてみてください。
きっと、心にも記憶にも残る1日になります。
おわりに|前向きな言葉の使い方で心を整える
言葉を変えたからって、すぐに何かが劇的に変わるわけじゃありません。
でも、日々の中でじわっと効いてくるんですよね。
今日ひとつ、やさしい言葉を選んでみる。
それだけで、ちょっとだけ自分にやさしくなれます。
言葉って、自分に向ける手紙のようなものかもしれません。
少しずつ、自分のペースで育てていけたらいいですね。
それじゃ〜また、ぷぷ♪
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